入局とは?
入局とは、東京大学消化器内科の「医局」に入っていただくということです。「医局」というと古めかしい言葉や体制のように感じられるかもしれませんが、現在では「東京大学消化器内科グループにご所属いただく」ということとほとんど同じ意味となります。
「医局」に所属するメリットはなんでしょうか。東京大学消化器内科グループは東大病院で勤務するもの・関連病院に出向しているものを合わせて100名を超える現役医局員を有しており、それぞれのサブスペシャリティ領域で活躍しています。関連病院や地域の連携病院・クリニックには医局出身者がたくさん働いていらっしゃり、患者さんの紹介や若手医師の研修などの面で密接な結びつきを有しています。その結果、消化器内科領域では有数の、「東京大学消化器内科」を共通点とした緩やかで大きな診療・研究ネットワークが存在しており、その規模は皆さんの想像を超えるものと考えています。東京大学消化器内科へ入局して、この巨大ネットワークにご所属いただくことで、研修・診療・研究など数多くの面で将来にわたって様々なメリットをご享受いただくことが可能です。
現行の専門医制度では、2年間の初期研修の後に3-4年間の専攻研修を行う形となっています。消化器内科の専攻研修先として高い評価をいただいている多くの関東近郊の病院と、東京大学消化器内科は関連病院の関係を保っています。専攻研修先を決めるにあたり、ぜひ東京大学消化器内科への入局をご検討ください。皆様のご希望を最大限取り入れながら、適切な研修先・研修プログラムをご用意させていただきます。
医局員の出身大学は東京大学卒業者が半数弱、その他はみな他大学の出身です。入局にあたり、特殊な技術や技能は必要ありません。やる気のある方、仕事に真剣に取り組む先生方の入局を期待しております。入局をお考えの初期研修医の先生は、初期研修2年目の夏までにご連絡いただきますようお願いします。初期研修医以外の先生方も入局にご興味がありましたら遠慮なくお問い合わせください。世界をリードする消化器内科を共に築きましょう。