オプトアウトについて

臨床研究のうち観察研究においては、たとえば患者さんへの侵襲や介入がなく、人体から取得された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行う研究については、国が定めた倫理指針に基づき必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るとは限りません。しかし、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。
 

オプトアウトを行っている臨床研究

当科でオプトアウトを行っている臨床研究は以下の通りです。
研究への協力を希望されない場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
 

消化管グループ

胆膵グループ

  • 膵腺房細胞癌の実態調査 -多施設共同研究-
  • 膵粘液性嚢胞腫瘍(MCN)切除例における経過観察の妥当性の検証
  • 切除後膵癌の術後補助療法におけるBBT式を用いたS-1用量調整の有用性についての後向き観察研究
  • 急性膵炎に伴う局所合併症の臨床的な特徴と治療アウトカムを検討する多施設共同研究(WONDERFUL study group)
  • 急性膵炎(慢性膵炎の急性増悪を含む)・外科的切除術などに伴う合併症の臨床的な特徴と治療アウトカムを検討する多機関共同後方視的研究
  • 慢性膵炎の長期予後と膵癌合併に関する多施設共同後ろ向き疫学研究
  • 無痛性膵石に対する結石治療の成績と長期予後に関する研究
  • ヒト組織を用いた組織応用処理法の研究
  • 胆膵疾患の分子病理疫学解析による疾患サブタイプの検討
  • 慢性炎症性胆膵疾患患者の臨床検体を用いた生物学的基盤解明に関する研究
  • 内視鏡的逆行性膵胆管造影およびその関連手技における胆管深部挿管成功率および偶発症の検討
  • 胆道閉塞に対する金属ステント留置術の有用性と安全性に関する検討
  • 内視鏡的逆行性胆管膵管造影後膵炎の早期予測に関する検討
  • 膵胆道疾患における、閉塞性黄疸等に対する内視鏡的ドレナージの既存情報を用いた多機関共同観察研究
  • 悪性胃十二指腸閉塞の既存情報を用いた多施設共同観察研究
  • 悪性胃流出路閉塞に対する被覆型金属製消化管ステントと非被覆型金属製消化管ステントを比較する国際多機関共同後ろ向き比較研究
  • 内視鏡的乳頭切除の後ろ向き多施設観察研究
  • がんゲノム医療の組織採取における超音波内視鏡下吸引針生検の有効性~多施設共同後ろ向きコホート研究~
  • 膵腫瘍に対する超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)後の穿刺経路腫瘍細胞播種(Needle tract seeding)の前向き全国調査
  • 人工知能(AI)を用いた膵臓認識支援・膵充実性病変検出支援プログラム性能の検証に関する研究

肝臓グループ